スズキ校務シリーズの口コミや評判
サービス名 | スズキ校務シリーズ |
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特徴 | 校務文書の作成だけでなく、学校経営改善や教育活動の充実のために先生方をサポートするシステムである。 |
サポート | 記載なし |
機能 | 名簿情報管理、出欠席情報管理、通知表作成、指導要領作成、調査書作成など。 |
お問い合わせ | メールフォーム |
会社概要 | スズキ教育ソフト株式会社 【本社】 〒430-0803 静岡県浜松市東区植松町61-1 |
教員の負担が多いとされる、日本の教育現場。日々、生徒のために活動している教師の負担を減らそうと活躍するのが、校務支援のシステムです。校務支援システムを導入すると、どのように変わるのか、どうやって購入するのか、今回は、校務支援システムの中でも、スズキ校務シリーズについて見ていきます。
もくじ
校務支援システムとは?どんな機能がある?
教育現場の仕事をより効率的に行なうために導入を検討したい校務支援システムですが、実際にどのような役割を持っているのか知らない方も多いのではないでしょうか。ここでは校務支援システムの概要や、その機能について解説していくのでぜひ参考にしてみてください。
校務支援システムとは
校務支援システムは、多忙な教員の業務負担を軽減するために活用するツールです。児童や生徒に指導を行なうためのさまざまな管理や、それに伴う事務作業などに必要な校務情報を集約して共有できるのが特徴で、教員ごとに個別に行っていた校務をより効率的に処理できるようになります。
教員は任される仕事が多岐にわたるため、労働時間や仕事の負担の大きさが問題とされていました。校務支援システムを導入することにより、時間的な余裕が生まれることはもちろん、情報発信や共有を活発に行えるようになるため教育の質を向上させたりミスを軽減させたりという効果も期待できます。
校務支援システムの機能
校務支援システムを導入する学校が増えていることから、多くの校務支援システムが提供され始めています。ただし基本的な機能については、どの校務支援システムでも共通する部分が多いため、ここでは基本的な機能についてご紹介します。
生徒管理機能
生徒の個人情報や学籍に関する情報を管理する機能です。出欠や成績のほか履修管理なども可能なので、生徒一人ひとりについてより細かに理解することができ、生徒に合わせた指導をするために役立てることが可能になります。
教員間の情報共有
連絡事項や学校行事、また学校で必要な帳票を管理する機能なども備えられています。権限を持っている教員全員が同じファイルを共有でき、紙で管理していたときのように探す手間なども省略できるので教員の負担軽減に繋がります。
学校運営に関する情報の管理
資産の管理や会計、入試管理など学校の運営に関わる情報も校務支援システムで管理することができます。また各種ソフトウェアとの連携ができる校務支援システムも多く、これまで使用していたグループウェアなどもそのまま使える場合もあるでしょう。
このように校務支援システムでは、校務のあらゆることを管理・共有できるため、教育現場の職場環境を改善するために多くの学校で導入が始まっているのです。
教員の負担軽減
教員における業務の中には、通知表や出欠管理など書類を作成する機会がたくさんあります。校務支援システムを導入することで、これらにかかる時間の短縮が可能です。
例えば、校務支援システムには生徒の学力・住所などの情報を登録できる機能が備わっています。登録した情報はあらゆる場面で2次利用できるため、資料作成の手間を省けるのがメリットです。
これらの情報は学籍管理、出欠管理、年度処理、成績管理、生徒カルテ、時間割管理、進路管理などにも役立てることができます。
・校務支援システムは教員の負担軽減や情報共有のために利用されるシステム
・教育の質を向上させるためにも校務支援システムを導入する学校は増えている
校務支援システムを導入するメリット
これから校務支援システムを導入するのなら、そのメリットについても詳しく知っておきたい部分です。ここでは校務支援システムを導入することで得られるメリットについてご紹介していきます。
教員の負担軽減
校務支援システムを導入する一番のメリットは、やはり教員の負担軽減です。これまで個別で管理していた情報を教員間で共有することや、生徒管理や学校管理を一元化することで校務を効率よく処理することができるようになります。
またペーパーレス化によって資料や帳票を探す手間や修正する負担も大幅に軽減できるので、時間外勤務時間の削減やゆとりの確保に繋がります。これにより体力的にも精神的にも教員の負担を減らすことができ、職場環境の改善にも効果的でしょう。
教育の質の向上
教員の時間外勤務の軽減やさまざまな校務の効率化によってゆとりが生まれることで、教育の質の向上も期待できます。これは校務にかける時間が減ることで、これまで以上に生徒一人ひとりにしっかりと向き合うことができるようになるからです。
たとえば生徒がつまずいている部分を早期に発見できたり、学校での悩みや不安の把握や解決、また生活状況の情報を理解するチャンスが増えるでしょう。さらにその状況を校務支援システムによって教員間で共有できるため、必要なサポートを適切に行なうことができるようになります。
これによって、生徒の学校生活をより充実させ安心感を与えることもできるはずです。
情報の集約・共有
生徒情報や学校管理に必要な情報を一元管理できる校務支援システムを導入すれば、つねに最新の情報へと更新し続けることができます。またすべての教員が情報を共有できるので、手元のデータが古いために起きてしまうミスを防ぐことにも繋がります。
さらに教員同士の情報交換を促進できたり、指導案を共有できたりするため、生徒だけでなく新人教員の指導やアドバイスのきっかけを作ることもできるでしょう。自分が担当している教科や生徒、校務のことしか知らないという状況もなくせるので、教員同士の理解も深まり仕事がスムーズに進むようになるはずです。
セキュリティ対策の向上
学校では校務で扱う資料やデータを厳しく管理する必要があります。校務支援システムではセキュリティ対策の行われたサーバーで情報を管理することができるので、情報セキュリティの向上にも繋がります。
端末ごとにアクセス制限や権限による操作制限を行なうことも可能なので、データを改ざんされたり持ち出されたりというリスクも最小限に抑えることができるでしょう。また学校に設置されたサーバーや紙で情報を保管していると、万が一災害時などに学校が被害にあった場合にデータを紛失してしまう可能性もあります。
校務支援システムを導入していれば、情報は別の場所にあるサーバーに保管しているのでその心配もありません。
このように、校務支援システムは学校が抱えるさまざまな問題やリスクを解決してくれたり軽減してくれたりと、非常にメリットが多いものでもあります。今後学習指導要領が改訂された際に不安だと感じる方もいるかもしれませんが、校務支援システムはクラウド化されているためすぐに対応することができ、むしろ紙の管理や校内のサーバーで管理するよりも安心だといえるでしょう。
自治体内での校務の統一化
これまでは、学校ごとに業務が異なっており、一から覚えなおさなければならないケースがありました。そこで、公務支援システムを導入することにより、業務内容を統一することができます。
異動先で業務を確認する手間が省け、スムーズに仕事へ集中できるのがメリットです。業務全体の質を高めるためにも、公務支援システムは必須になるでしょう。
・校務支援システムを導入するメリットを知っておこう
・学習指導要領が改定された場合もクラウド化されているので安心
必要なアプリを選んで導入できる校務支援システム
教員の仕事は授業以外にも、さまざまなものがあります。授業の準備や、学校の行事、部活動の指導や、プリントや文章の作成など、仕事内容はとても膨大です。
授業の準備は毎日必要なものになります。授業の内容を構成するのはもちろん、それに付随する制作物の制作や、プリントの準備、などが毎日あります。それに加え、テスト時は、テストの作成に採点が加わってきます。
学校行事も数多く、定期的に行われます。行事の準備や制作、手配も、教師の大切な仕事です。授業が終わると、部活動の指導と、休む間もなく仕事があります。トラブルが起きたい場合には、その対処、対応も必要です。
そのような、教員の労働時間の縮小や、負担を減らすため、多くの学校で、さまざまな工夫がされてきました。授業は、減らすことができない。その中で活躍するのが、業務の効率化です。効率化をするために、校務支援システムの導入を考える学校が多くあります。
導入することで、多くの教員が業務の軽減を実感しているという実績があり、今後も、導入する学校が増えると予想されます。さまざまな校務支援システムがありますが、スズキ校務シリーズでは、必要性に応じてアプリケーションを選べるというメリットから、導入を決めている方も多くいます。
自治体の状況や必要性に応じて選べるラインナップ
スズキ校務シリーズでは、必要に応じてアプリケーションを選ぶことができます。名簿情報管理や、出席情報管理、成績処理、通知表作成、指導要録制作、調査書作成、保険管理、体力テスト処理、週案簿・時数管理、時間割作成、文書管理、徴収金管理などから選ぶことができます。
学校によって、学校方針が違うように、必要なツールは異なります。不要なものは邪魔になってしまうだけです。必要なツールを選択できることで、使いやすく、わかりやすく、多くの方に受け入れられやすくなっているのです。
とくに通知表などは、教員によりばらつきが出やすいものでもあります。そういったことをなくすことができるのも、スズキ校務シリーズの強みです。管理や作成はもちろん、教育の基礎をつくることもできるのです。
また、そのほかに、コミュニケーションツールなどもあり、メール機能や掲示板を使い、情報を共有できます。教員同士で情報を共有することは、同じ指導方向への大切な指針になります。
教育の一貫性は子どもを指導する上でも、とても大切です。さまざまなデータを蓄積し、データの視覚化ができることで、よりよい学校経営にもつながります。
先生を支援する充実したサポート体制と購入方法
スズキ校務シリーズを購入したい場合は、スズキ校務ソフトサポートに問い合わせを行うか、営業拠点である、鈴木楽器販売(株)の各支店・営業所に問い合わせを行います。本社は、静岡県浜松市にあり、北海道・宮城県・東京都・愛知県・大阪府・福岡県に支店があります。電話やFax、または、メールフォームから問い合わせができます。
また、スズキ校務では、充実したサポート体制も整っています。導入前の打ち合わせとして、講習の日程、内容、回数を打ち合わせします。綿密な打ち合わせを行うので、導入時に不安がないようにサポートしてくれます。
導入時の講習では、管理職の教師向けや、一般の教師向けなど、対象に合わせた内容で、講習を行います。校務支援システムの運営後は、不明点や困ったことがでてきたら、気軽に相談できるサポート体制になっています。
校務支援システムを導入するのは、従来のやり方を一新する方法になるため、受け入れが難しい方もいます。充実したサポート体制で、スムーズな導入を目指します。
校務支援システムを導入すると、教員の負担軽減の実現や、情報の共有など、より、教育現場を働きやすい環境にしてくれます。働きやすい環境になることで、指導にもよい影響をもたらすことができます。
また、教師は転任が付きものです。そんな転任時の引継ぎなどにも役立ちます。また、学校全体の評価の統一化ができ、教員によって評価が異なるという問題の解決にもつながります。保護者にとっても、安心かつ、的確な内容で、学校への信頼や子どもの成績の確かな把握に役立ちます。学校全体のレベルアップにつながるのです。
スズキ校務シリーズの口コミ評判を集めました
出席簿の入力をパソコンで行えるため楽です。出席簿は、養護教諭が入力する健康観察簿とも連携しているのもよいです。テストや補助簿の日々の蓄積ができ、それらデータを使って学期末の成績処理も可能です。1つの学級について、担任だけでなく複数の教員が入力できることもよいです。日々の成績管理に非常に有効だと感じています。
【良いポイント】
出席簿の入力をパソコンで行えるため楽です。出席簿は、養護教諭が入力する健康観察簿とも連携しているのもよいです。テストや補助簿の日々の蓄積ができ、それらデータを使って学期末の成績処理も可能です。1つの学級について、担任だけでなく複数の教員が入力できることもよいです。日々の成績管理に非常に有効だと感じています。【改善してほしいポイント】
学期末の成績処理の際、各観点のABC評価のカッティング点数を決められるのですが、3観点別々に設定はできず3観点全て同じ点数でカットしなくてはならないことが不満です。また、何か原因があるのだと思いますが、成績処理のページと成績一覧表のページでABC評価が異なって表示されることがあります。元データは同じはずなのにどうしてそうなるのか分かりません。【どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?】
毎日の出席簿の入力、月末の出力、学期末の出力をパソコンでできるため非常に楽になりました。出席簿を毎日、持ち歩く気にはなりませんが、パソコンは授業でも使うので毎日、教室へ持ち運ぶため、朝の出欠確認の際に、出席簿をすぐに入力しています。養護教諭が入力する健康観察簿とも連携しており、入力忘れ防止にもつながっています。今までは、出席簿は手書きしていたため時間短縮になりました。
また、日々のテストや補助簿等をデータ入力しておくことで、学期末の成績処理が非常に楽になり、業務時間の短縮になっています。
この方は、スズキ校務シリーズを利用することで出席簿や通知表作成がかなり楽になったと感じているそうですね。特に、毎日の出席簿の入力や月末・学期末の出力をパソコンでできるのは楽で時間短縮につながっているとのことです。
スズキ校務シリーズでは、必要性に応じてアプリケーションを選ぶことができます。学校や教員が本当に必要としている機能だけを導入できるのはスズキ校務シリーズだからこその魅力です。
まとめ
スズキ校務シリーズでは、アプリケーションを選択し、学校や、教員が本当に必要としているものだけを導入できます。通常業務を効率化することで、よりよい指導や、教員の負担につながります。教員の労働時間、身体的負担が多いとされる中、スズキ校務シリーズの導入で、質のよい学校運営を目指すことができます。
また、成績など、評価の安定性や、正確さが確立されることで、保護者からの信頼も高くなります。よりよい学校運営のために、今後も導入する学校が増えてくるでしょう。校務のシステム化は今後、学校の常識になっていくのではないでしょうか。